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覗き見たのは、白昼の悪夢か。それとも、現実か―。
江戸川乱歩没後60周年記念作品

白昼夢

出品
見津賢 上脇結友 宮田佳典
			原案:「白昼夢」「湖畔亭事件」江戸川乱歩
			監督:山城達郎 脚本:川﨑龍太
			©2025「白昼夢」パートナーズ
10月31日(金)シネマート新宿、池袋シネマ・ロサ他ロードショー
劇場情報
舞台挨拶決定!! コメント到着

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白昼夢
白昼夢
白昼夢
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INTRODUCTION

INTRODUCTION

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日本を代表する
小説家・江戸川乱歩の
幻想的な掌編を原案に、
現代劇として映画化。

本格推理小説や怪奇・幻想小説の祖として後世に名を残した作家・江戸川乱歩。数々の推理小説を世に送り出す一方で、「人間椅子」「鏡地獄」など、怪奇、妄想、フェティシズム、狂気を滲ませた変格ものと称される作品も多く執筆している。本作は、1925年に「新青年」に掲載された掌編小説のひとつ「白昼夢」と、1926年に「サンデー毎日」にて連載された推理小説「湖畔亭事件」を原案とし、脚色を加えたものとなっている。出演は、連続テレビ小説「虎に翼」やドラマ「闇バイト家族」などに出演しさらなる活躍が期待される見津賢。そして、主演作『SUPER HAPPY FOREVER』が昨年公開された宮田佳典。ドラマ「若葉のころ」「3年B組金八先生」など子役からキャリアを積み活躍する上脇結友。監督は、『心平、』の山城達郎。今年没後60年を迎える江戸川乱歩の3作品を、「RAMPO WORLD」と題して長編映画化。晩秋の夜に、妖しくも美しい乱歩の世界へと誘う―。

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STORY

病癖を持つ男が覗き見た、ある夫妻の秘密。甘美で恐ろしい日常が、さらけ出される―。
病癖を持つ男が覗き見た、ある夫妻の秘密。甘美で恐ろしい日常が、さらけ出される―。

塾講師の渡会には、誰にも言えないある病癖があった。それは、人前で決して見せることのない顔を覗き見た時、この上ない快感を得るというものだった。そんな渡会が済むマンションの階下に、真柄夫妻が越して来たのは今年の春のことだった。渡会は、夫妻が済む部屋に覗き穴を作り、その生活を覗き見るのが日課となっていた。妻の華恵は大学の准教授となり出世する一方で、夫の太郎は非常勤講師として働いているようだが、夫婦仲は悪くないようだった。しかしある日、渡会がいつものように階下の様子を覗き見る中で、華恵の知らなかった太郎の秘密が明らかになる―。

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COMMENT

見津賢(渡会役)

本作で主演を務めました見津賢です。
はじめて脚本を読ませていただいた時に、面白い題材で、観る人はどんな印象を抱くんだろうかと予想ができない危うさみたいなものを感じました。そこから主人公や作品について山城監督達と話し合いながらブラッシュアップをしていきました。実際に撮影を終えてもはっきりとした答えは出ないままでした。でもそれが乱歩の世界観に近いのかと気付かされたのです。乱歩二作品の題材を織り交ぜ現代に落とし込んだこの『白昼夢』で起こる化学反応のような何かを、観た皆さんがどう感じるのか、まるで非現実なることが起こる夢の中にいる感覚を味わっていただけるのではないでしょうか。

山城達郎 (監督)

「あれは白昼の悪夢だったのか、それとも現実の出来事だったのか。」
江戸川乱歩の『白昼夢』は、この印象的な一文から始まります。わずか数ページの“掌握小説”でありながら、乱歩独特の妖しさと不穏さが凝縮された作品です。今回、映画化するにあたり、『白昼夢』の世界観に、長編小説『湖畔亭事件』の“覗くことに執着する男”という人物を組み合わせ、主人公の内面に深く踏み込みながら、現代を舞台に再構築しました。
乱歩が描いた人間の“性(さが)”は、100年経った今もなお強烈で、鋭く私たちの心に刺さります。見津賢さん、上脇結友さん、宮田佳典さんという魅力的な俳優陣と共に、“覗く男”と“覗かれる夫婦”という特殊な関係性の人物たちを丁寧に掘り下げていきました。
その先にある真実は果たして――「白昼の悪夢か、現実か」 ぜひ劇場でお確かめください。